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タイムログをやってみて気づいたこと

こんにちは、WBH1期生のみなとです。
ずっと「やったほうがいいんだろうなー」と思いながら取り組めていなかったタイムログをつけてみました。

今回、タイムログに取り組んだ結果をシェアしたいと思います。
「タイムログ、気になるけどやってない…」と思っている方、ぜひ読んでみてください。

タイムログに取り組んだきっかけ

冒頭に書いたとおり、ずっと前からタイムログを取ったほうが良いんだろうと感じてはいました。

ただ、腰が重い、重い。

どうして気が乗らなかったかといえば、正直「めんどう」だったから。めんどくさがりなんです…すみません。(笑)そんなめんどくさがりが今回どうしてタイムログを決意したか。
それは、転職後の毎日がバタバタと過ぎていき、時間に追われている感覚になったからです。

個人的な話ですが、昨年転職をして時短勤務からフルタイム勤務になりました。3人の子どもの育児もありつつ、フルタイムで働く毎日は本当にパツパツです。

なんだかいつも時間が足りない感覚があり、毎日しんどかったので、この度タイムログをつけることを決意しました。

いざ、ログ取り!

めんどくさがりな私ですが、1週間だけ頑張ると決めて取り組んでみました。

準備するもの

  • タイムログ用Excelシート(印刷した紙)
  • スマホ
  • マーカーペン

やりかた

方法はとてもシンプルです。

何に時間を使ったか記録する

あきかさんに以前いただいたExcelシートに記載していきました。
外出中や育児中など、直接書けないときはスマホのメモなどに記録し、最終的に紙へ転機しました。
自分がわかれば良いので、メモ書き程度の雑な感じでOK!

消費・浪費・投資に分ける

自分が使った時間が、消費・浪費・投資のどれに当てはまるか、マーカーを使って分類していきます。

眺める

マーカーで色分けした自分の過去1週間を眺めて振り返ります。

タイムログから得た気づき

自分にとっての消費・浪費・投資って…?
方法のステップ②で「消費・浪費・投資に分ける」作業がありましたが、ここでつまずきました。
「消費」は比較的判断しやすく、毎日生活のために使っている時間を振り分けることができます。

ただ、「浪費」「投資」が意外と難しい。
自分にとっての「浪費」時間、「投資」時間ってなんだろう…?改めて考える機会になりました。

ぐるぐると色々考えた結果、今回私が考えた分類は以下のようなものでした。

私にとっては、「その時間をどう使うか、(できれば事前に)自分で決めていること」が大事なのだと気づきました。

例えば、小1長男の登校の付き添い。(わが家は学校が遠いので、朝付き添って登校しています)毎日の生活のためと考えれば、「消費」と捉えることもできます。でも私自身、「投資」だと捉えていることに気づきました。
長い道のりを一緒に歩くことで、長男と色々なお話をして、楽しんでいます。そして毎朝歩くことによって、健康も手に入れられる!
自分が長男とのコミュニケーションと自分の健康のためだと捉えることによって、未来へ「投資」する時間になっているのです。

自分自身がどう捉えているかによって、「消費・浪費・投資」の分類は異なってくると気づきました。

タイムログを取ることの効果は、時間を見直して無駄な時間を見つけ、それを改善していくことだけではないと感じています。

もちろん、無駄を見つけて改善することも大切です。
ただ今の私にとって、無駄を見つけて時間を切り詰めるということはあまりしたくありませんでした。切り詰めて無駄をなくしても、毎日結局生き急いでしまうような気がしたからです。

それよりも、自分自身が「その時間をどう使いたいのか」きちんと向き合い、意図を持ってその時間を過ごすことなのだと感じています。

可視化して客観的に眺めてみたら
ステップ③でマーカーを使い、色分けをしてみると気づいたことがたくさんありました。

同じ時間でも「消費・浪費・投資」の考え方が違う
通勤時間一つ取っても、自分が「消費」だと感じたり、はたまた「浪費」「投資」と捉え方が違うことに気がつきました。

例えば、何も決めずに電車に乗りながらダラダラとスマホでネットニュースやSNSを見てしまった時は「浪費」。
前もって自分が読みたいと思っていた本を読めた時は「投資」です。
同じ時間でも、自分がどう時間を使おうとしたのか、その結果どう捉えているのか、ログを取り、振り返らないと気づけないポイントだったと思います。

自分の好きな時間がわかる
ログを取って振り返ることによって、自分が心地よいと感じた時間に気づくことができました。
私の場合、休みの朝早く起きて一人の時間を取れたときに、まだ静かで、朝日が徐々に昇ってきて明るくなる窓を見て、とても清々しい気分になったことを思い出しました。
自分が心地よいと感じた時間をもっと増やしていきたいと思います。

サイクルを回そう

今回、タイムログを1度取ってみて、定期的に記録すると良いだろうと気づきました。

1回取って「はい、おしまい!」でも、得られる気づきはたくさんありました。
でも、継続して時々記録して、振り返ることによって、自分の時間を大切に使おうとするサイクルが回るように感じています。

お金の流れと一緒で、使い方の定期的な見直しが必要だと思います。

  1. どのように時間を使いたいのか決める(=予算を決める)
  2. 毎日を過ごす(=使う)
  3. 日次、週次などのタイミングで振り返り、良かったことや気づき、より良くしたいポイントなどを内省する(=家計簿をつける)
  4. タイムログで自分の時間の使い方を定期的に測ってチェックする(=月次や半年毎の決算・家計簿を締める)

こんなサイクルが回ると、自分の時間の使い方がより自分に合った、自分の心地よいと思える使い道になるのではないでしょうか。

めんどくさがりな私ですが、時々(毎月…いや3ヵ月に1回くらい…?)ログを取って、自分の時間の締め作業をしてみたいと思っています。

ちょっとタイムログめんどうだな、腰が重いなと感じている方、ぜひタイムログの効用を感じてほしいなと思います。

以上、タイムログレポートでした!

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